TGSで東京へ赴いた際、おすすめされた展示
『田名網敬一 記憶の冒険』展
へ、行ってまいりました。

近年、国内外で急速に再評価が進むアーティスト、田名網敬一。
日本版『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど
雑誌や広告を主な舞台に日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引してきました。
と、展示の紹介にありました。
私はおすすめされるまで、お名前を存じ上げなかったのですが、
RADWIMをPSやGENERATIONSのアートワークも手掛けていらっしゃったという事で
見てみると、確かに覚えがある…!と。
一度見たら忘れられない不思議な世界、魅力で引き込まれました。



戦前に生まれ、幼少期の戦争体験、戦後の激動の日本を見て、
さらにはご自身も様々な病気によりたくさんの闘病生活を経験されたそう。
残念なことに今年、展示の会期中にご逝去されたそうで、
今回の回顧展は正に『田名網敬一』という人物の一生が詰まった展示でした。

平面作品から立体作品、映像やメディアアートまで幅広い作品群に
若かりし頃に趣味で作成されていたコラージュ作品や担当された雑誌ページまで
田名網さんが手掛けた大量の作品を一挙に体験できる楽しい展示でした!